近況のご報告です
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2012年2月1日 2012 辰年が始まってから、はや今日は2月如月ですね。着更季とも書いて、日本では1年で一番寒い時ですから、着物を更にもう一枚もふやす季節です。日本の北陸は、屋根の雪下ろしに大変な季節です。どうぞ日本の皆様、御風邪を召しませぬように! 充分な栄養と保温、休養を取って下さいね。 ここニュージランドは真夏ですが、半袖の暑い日と、セータが必要な寒い日が交差しています。 クライストチャーチは、まだ時々揺れていますが、3月11日に日本の地震津波の冥福と復興を祈願して、今年は20周年日本祭をします。 イベントの一つに日本舞踊を行いますので、私は、1月中頃から子供達に ”さくらさくら”と ”クライストチャーチ音頭”を 教え初めています。 御稽古する場所がないので庭で、”さくらさくら”練習しています。 やらなければならないことが私には一杯ありますが、住めなくなった元の家から、キウイの友人達が私の荷物を取り出してきた中に、踊りの 金銀扇子が10本も無事に出てきたので、これも天の声だと思いました。私は、異国に住む日本の子供達に、日本の文化を伝えなければと言う思いにかられて行動を開始しました。 まだ2,3回しか御稽古しないのに、子供達は金銀扇子の美しさに魅せられて 頑張っています。 そして オーディション兼リハーサルが、1月29日の日曜日にありました。 子供達を連れて、会場となるリカトーンサンディマーケットに行きました。 個々に別々に教えていたので、やはりリハーサルの時には 不揃いで良い出来ではありませんでしたが 子供達は、それでも喜んでいました。 だから、2月は毎週 1回は 10人が集まって練習することにお母様達と相談をしました。 練習する場所の確保が大変です。 地震の中から出てきた私の古いテープも、雑音が入るので、これも今後の課題です。 クライストチャーチ音頭の歌詞には、観光のメッカになる建物は無くなりましたが、サムナビーチの海や、ハグレーの草花は健在です。その自然を盛り込んで、クライストチャーチの復興を支援します。 ① クライストチャーチ 良いとこ、 一度は おいでよー、コイコイ リトルトンの 丘を越えて、 カンタベリーのグリーンの眺め チョチョンガ チョーン、 チョチョンガ チョーン、 ② クライストチャーチ 良いとこ、 一度は おいでよー、コイコイ サムーナーの風に乗って、 エイーボーンの川くだりー チョチョンガ チョーン、 チョチョンガ チョーン、 ③ クライストチャーチ 良いとこ、 一度は おいでよー、コイコイ ハグレーのラッパ水仙、 モナベールのバラ、すいれん チョチョンガ チョーン、 チョチョンガ チョーン、 クライストチャーチは 花盛り、花盛り 花盛り、花盛り、 ホイ 良いとこら サッサー、良いとこら サッサー、 ソレーソレー、 ソレーソレー チョチョンガ チョーン どうぞ 日本とクライストチャーチが活気づきますように、応援しましょう! 松村温江 #
by m-mitsue
| 2012-02-01 22:17
2012年1月15日 いよいよ 2012 辰年が始まり、今日は日本の成人式の日ですか? 世界中が天災地変の多い時代なので、若い世代がこの逆境にめげない社会作りを、皆で少し筒でも心掛けたいですね。クライストチャーチは、昨夜も夜中に2回、5.0の余震で起こされましたが、最近、私は疲れの方が勝って、寝ボケの頭がまた揺れているか・・と感じてはいますが身体の方はベットに沈んだままで、そのまま朝を迎えました。 今朝の空は快晴、今日はハグレー植物園の気功パーティの日です。 余震に揺れているクライストチャーチですが、植物園の花壇は花が満開に咲いて綺麗です。 振り返れば、昨年の2月21日に私の家で気功仲間のウェインさんと星見さんのお別れ会をしました。その翌日2月22日にクライストチャーチ地震が起こりました。その前日、料理を並べた台所が崩れてきたので、パーティの最中に地震が起こらなくて良かったと、後になって安堵しました。 だから今日は その気功教室の仲間と約11カ月ぶりの再会でしたので、皆な喜びのポーズです。勿論、森林の木陰で、風や鳥の鳴き声、様々な自然の音を聞きながら手振り足振り、香功もして身体をほぐしました。 運動の後は、持ち寄りポットラックパーティです。私は喜びの赤飯おにぎりを作りました。キウイの人は、日本食の寿司やおにぎりが大好物です。だから、ウインナーやサンドイッチ、パンとシェアしあいます。 皆なで食べると美味しいですね。 お腹が膨れた後で、その後 皆で輪に成って クライストチャーチ音頭を踊りました。クライストチャーチ沖合の断層が安定するまでに30年はかかると言う暗いニュースが発表されたばかりですので、この曲で、クライストチャーチが活気付いてくれることを祈ります。 私のお気に入りのハーブガーデンも満開です。 約10種類のタイムの畑は、色とりどりで絨毯の様にこんもりしています。 タイムの効能は殺菌力が強いのです。殺菌力が強い薬草ハーブを人が飲めば、自然治癒力、免疫力も強化されます。このように植物は地震にも負けないで頑張っていますので、私達もその英気を頂きましょう。 自然に感謝 今年も宜しくお願い致します。 松村温江 #
by m-mitsue
| 2012-01-15 18:18
2012年1月1日 明けましておめでとうございます。 いよいよ 2012 辰年が始まりましたね。 皆様は如何お過ごしでしたか? 御雑煮、御とそ、おせち料理を家族で囲んで、佳い新年を迎えられたことと想像いたします。 ここニュージランドでは、クリスマス・新年・年が明けた今日も余震が続いているクライストチャーチです。辰は登り龍に代表するように、地震後のクライストチャーチと東北の復興運も上昇してくれることを念じておりますが!度重なる余震の度に、ヒャット心臓の鼓動が早まるのを感じることも事実です。 今年の正月も、日の出を見たさに、昨年と同様に助産婦でセラピストのアイリーンさんのアシュバートン・ハカテラ村にあるサマーハウス(バッチ)でニュージランドの新年を迎えました。 アシュバートンは、クライストチャーチから国道1号線に南下して、テマルに行く途中の町で、農業で栄えている所です。牧場や小麦畑を抜けて アシュバートンから、更に東に進みアシュバートンリバーが太平洋の海に流れ出ている三角州のそばにHakatera 村があります。このHakatera 村には、沢山のサマーハウス(バッチ)約100軒位が海岸線に沿って連なっています。 三角州なので魚も豊富ですので魚釣りも盛んですが、今年は地震の影響でしょうか、行きかう漁師の人に会って聞いてみましたが、どうも不漁のようでした。昨年に比べ、海岸線が削られているように私は思えました。 サーモン釣りをしているフィシャーマン達 沢山の鳥もやってきて、巣作りをしますので、国は鳥の保護をしています。 村の住人構成の40%はリタイアした人が定住して、残りの60%は夏の間だけクライストチャーチ、ネルソン、アカロアなどからバカンスのために毎年やってくるので、隣近所が顔馴染で助けあっての一つの共同体を作っています。大晦日には、夕方から老若男女一家そろって村のコミュニティホールに集まってきます。軽食で飲みながら談笑します。 ホールの外 ホールの中の様子 夜になると音楽の生演奏とダンスもありました。 当たりくじまであって、当たって商品を選んでいる人は嬉しそうです。どの国も同じですね。 今年は、たった一人だけ日本人である私が2年続きで、このコミュニティの皆様の中に参加させていただいたので、お礼のつもりで寿司持参で、日本の浴衣も着て“ 桜さくら ”を踊りました。それに受けて、バンドの人が “上を向いて歩こう”こちらでは“すき焼きソング”と言いますが、演奏をして下さいましたのには驚きでした。この曲を通して 坂本九ちゃんは、体は無くしても彼の魂が世界中の人達を勇気づけています。歌の力はすごいですね。まさに歌は人の心を和ませ希望さえ与えます。 アイリーンと私 12時になったら、各自が踊っているのを一斉にやめて、皆が輪になってお互いの手を交差して手を両隣の人とつないでカウントダウンをしました。10,9.8.7.6,,5,4,3,2,1 で、今度は隣同志がハッピーニューイアの挨拶をしあいました。 一夜明けて、今年こそは元旦の初日の出を拝もうと早起きをして眠い目をこすりながら海に出かけました。あいにくの曇り空で、Fisherman’s Friendと言う鳥たちが、早朝から餌を食べるために池洲で泳いでいました。 しばらくすると海の向こうの曇り空からかすかに日が昇ってくる気配がしました。 曇りのせいで太陽の放射する輝きをみることができませんでしたが、これで今年は満足して来年に期待を寄せましょう! 日の出を見たさに4泊したのですがあいにくの天候で輝かしい広大なニュージランドの日の出をお伝えできなくて残念でした。(これを書いている今も、私の借りている小屋が余震で揺れています。震度 5.1と 4.7が2回ありました。) 日の出が見れなくても私達は、毎朝気功をした後、大海原を見ながら座って瞑想もしました。 そして、関節の弱いアイリーンの朝一番の飲み物は、まず湯ざましをコップ一杯飲んで身体の中を洗います。 その後 ビタミン・ミネラル、特に鉄分を多く含むプルーンとレイズンの乾燥したものをジンでアルコール漬けしたものに、ライムかレモンを絞って一匙食べてから、朝食を食べます。 このプルーン・レイズン・ジン・ライムのアルコール漬けは、スコットランドの伝統的な関節炎に効くレシピーだとアイリーンは教えて下さいました。私も試してみましたところ御酒が強くやはりヨーロッパの人が好む味でした。その他にエルダーベリのシロップも混ぜると更に良いそうです。 エルダーベリのシロップは、ニュージランドの人は風邪や咳の気管支炎の時に良く飲むものです。 時間があると、ひとの良いアイリーンは、コミュニティの人達にリフレックソロジーをしてあげます。リフレックソロジーを受けたかわりに、ウエンディーが カード占いをしてあげていました。 昼間は、皆なでアシュバートンリバーに添ってウオーキングに明けくれました。 途中 川で石を拾ったりして楽しみました。 石を拾って寒くなった身体を河原で寝そべると、何と石が温かいこと。背中が 石で指圧を受けて天然のストーンセラピーの気持ち良さでした。 ストーンセラピーとは、このような同じサイズの2対の石を、何個か温めて、脊髄にそって背中に載せて指圧することによって、脊髄から走っている知覚、運動、交感、副交感神経を刺激して、身体の臓器や末端まで気持ち良く整えてくれますので、火傷しない程度にお試しくださいね。 拾った石を区分けすると、5色の色が出来上がりました。中国哲学理論である“世の中は木火土金水の5つの物から成っていて、それぞれが助けあい抑制しあって調和していると言う五行学説がうなづけます。五行学説では自然界の物を、皆な5つに振り当てています。季節は、春、夏、土用、秋、冬に分かれ、色は青、赤、黄、白、黒に分けています。これを医療や易、カラセラピーにも応用されています。 例えば 水は冬の季節、色は黒で、腎の力が弱まるので黒い食物 しいたけ・昆布を一杯食べて免疫をあげると言うように! 中心の石は 色が混じっています 最後の ハートの形の石も3個見つけましたので、皆様にお届けします。 2012年は、皆様に 健康・それを担う経済、愛 の3つの物が恵まれますように念じております 今年も皆様と共に助けあい合いながら歩みたいと思いますので、 宜しくご指導ご鞭撻をお願い致します。 松村温江 ハカテラ湾に沈む 夕陽を見ながら 2012年が希望ある年でありますように! #
by m-mitsue
| 2012-01-08 16:17
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