近況のご報告です
オランダの旅 (マーストリヒト)
2012年4月15日


今年の復活祭は4月8日でした。3月21日の春分の後の最初の満月の日の次の日曜日と決められていますので毎年違います。復活祭(イースタ)とは、キリストが死後3日目に蘇ったことを記念する行事ですが、ヨーロッパでは長かった寒い冬の後、春の自然の再生を祝う祭にもなっています。復活の象徴である卵と多産の象徴である兎の人形を飾って祝います。娘家族の今年の卵の飾りです。勿論 庭のあちこちに隠して孫マリカの友達と探しまわって楽しんでいました。

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ルクセンブルグでは、アニョ・パスカル(イースタの羊)を呼ばれるケーキがこの期間限定で売られています。イエス•キリストは私たちの羊飼いであり、神、聖書のイエスの子羊を形どおったケーキです。

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このイースタ休日を利用して、娘家族とオランダに行ってきました。
オランダは正式にはネザーランド、ホーランドNetherlands、Hollandと言いますが、日本語のオランダは、ホラントのポルトガル語訳です。 ポルトガル人カトリックの宣教師フランシスコ・ザビエルが戦国時代1549年に日本にやってきてキリスト教を紹介したことによります。
ベルギー、ネザーランド〈オランダ〉、ルクセンブルクと合わせてベネルクス三国とも呼ばれます。中世時代のオランダは、ポルトガル、イギリス、スペイン同様に香辛料を求めてアジアまで進出して東インド会社をイギリスが1600年、オランダが1602年にインドネシアに設立しました。さらに日本へも来て、ポルトガル人を追い出して、オランダだけが鎖国時代に長崎の出島で貿易を許されたので、それ以降はオランダを通して、日本はヨーロッパの文化や学問の知識を得ました。

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オランダで最も古い町であるマーストリヒトに行ってきました。
EU(ヨーロッパ連合)に関する欧州連合条約をこの町で1992年締結され、マーストリヒト条約と呼ばれてたために有名です。

マーストリヒトは、マース川流域と言うラテン語で、ローマ人が住む以前にケルト人が住んでいてケルト人が作った町です。ローマ帝国時代にマース川に橋をかけ、帝国各地からドイツのケルンにつながる道を作りました。

b0126231_5101128.jpg橋のたもとには
自転車が沢山置かれているのを見て、先ず私はビックリしました。


13世紀には最初の城壁が完成し、14世紀には二重の城壁を持つ強固な要塞都市となり更に栄えました。昔の繁栄を表すように、この町には50以上の教会があります。市の広場には、左がプロテスタント教会で、右がカソリック教会です。 

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広場に沿ってレストランが並んでいます。オランダは自転車の国です。市内の各所に自転車置場があって、市民は自転車に乗って町まできます。

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マーケットにも、たとえ年配の御婦人であろうが、自転車が交通機関です。道路も車道、自転車道、歩道と分かれていますので安全です。

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ローマ帝国時代に建てられた古い教会です。

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入口のすぐ近くにマリア様が安置されていましたので、仏教徒の私は心の中で祈りました。

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内部はロマネスク〈ローマ風と言う意味〉建築で、支える柱が太く、半円の丸いアーチが特徴です。さらにアーチを平行に押し出したかまぼこ型を特徴とする天井(筒型ヴォールト)も特徴です。

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後期ロマネスク建築から天井が交差ヴォールト(Cross vault)になったのも見受けられますので、この教会も後でこの部分が増築されたのだと思いました。*ゴシック建築になると更に天井が交差した星形ヴォールト(Stellar vault)、菱形の編み目を構成する網状ヴォールト(Net vault)になって、軽量化されたので柱数が少なくなって広い空間と高い建物が可能になったそうです。
娘夫婦の説明を受けた御蔭で、少し建築物を理解することができました。

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旧市内を歩くと、昔はここが一番の大通りだったのでしょう。古い石で敷き詰められていました。
昨年ベルギーのブルジューを歩いた時と同じような道の素材でした。
きっと、昔は真中が馬車道で、両側を人が行き来していたのでしょうね。

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オランダの建物はこのようにレンガで出来ている物がほとんどでした。
ヨーロッパは火山帯が走っていないのでレンガ建築も、高いゴシック建築の教会も可能なのでしょうね。


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オランダは、ルクセンブルグよりも未だ寒く感じられました。冬の防寒着が必要でした。
翌日 10年に1回開催される 園芸EXPO- フロリアードに足を伸ばしましたら、
日本からのツアーの人達にお会いしました。 どうぞ風邪を召しませぬようにと、案じました。
ヨーロッパ旅行は、やはり夏がお勧めですよ! 
最期に、オランダの自転車道のマークを見て下さいね。旅といえども、軽装で自転車を借りて
町を見学するのも楽しみですよ! それには良いシーズンを選んで下さいね!

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左側が車道、真中が自転車道、右側が歩道
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by m-mitsue | 2012-04-16 05:37
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