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近況のご報告です
ハーブの収穫
2011年9月15日

日本はまだまだ,残暑が厳しいニュースを聞き、紅葉を迎える秋の到来が一刻も早くやってくるように念じています。 ニュージランド南島では、今年の冬は未曾有の大雪が降って寒かったそうですので、桜や水仙が一斉に咲く春の訪れを待ち望んでいらしゃることでしょう。

長く御無沙汰しておりますが、季節の変わり折柄 皆様には御元気でしょうか?

私の避難先ルクセンブルグは、ヨーロッパのスイスと呼ばれて山の多い国ですので比較的、夏は涼しく過ごしやすかったです。4月に、こちらにきてから植え始めたハーブ畑は今が満開で、本格的なハーブの収穫の季節を迎えました。

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孫のマリカはラベンダーが好きで、7月頃には、既に玄関前のラベンダーが真っ青な花を咲かせ、マリカが花に触れると香りを漂わせていました。

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それで7月に1回目の刈り込みを2人でしました。子供のマリカは花だけを摘もうとしますので、子供はさみを持たせ茎までの切り方を教えました。

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花好きのマリカは今では一人でラベンダーやカレンデュラなどの庭の花を摘んで遊んでいます。

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ハーブの収穫_b0126231_7511569.jpg 花瓶に活けたり、


ハーブの収穫_b0126231_751422.jpg花籠を作ったりして喜んでいます。


私は孫を遊ばせながら、傍でハーブの収穫に余念がないです。
前庭のセージやポリジを切っています。ハーブの収穫は雨が降った翌日の快晴の朝します。

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玄関口の左側の狭いスペースには、紫蘇科類、レモンバーム(メリッサ)やミント類を植えました。紫蘇科のハーブは根が蔓延るので、土の中に境を入れて植えました。
今年植えたミントはペパーミント、アップルミント、パイナップルミント、マンダリンミントの4種類です。紫蘇科類は育ちが良いので、2,3回今までに刈り込みをして収穫をしました。

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私の場合は、収穫する時に新聞紙を利用しています。重ねて持ち運ぶのに便利です。

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一旦水で洗ってから、台所のカーテン越し日陰で干します。

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ニュージランドやヨーロッパでは、屋根裏の窓越しに置くだけで、約1週間~10日で干しあがり乾燥します。でも日本は湿気が多い国なので、油断をするとカビが生えてしまいますので、乾燥させるのにレンジや乾燥剤を使う人もいますね。 

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干し上がったら、はさみで小さく切って、瓶に入れてラベルを張って保管します。

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今年は21種類ほどの 御手製ハーブの出来上がりです。一緒に手伝った
マリカの満足そうな顔です。

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蓋をとって見て下さいね。それぞれが綺麗な色と香りを持っています。

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野菜やハーブの色や香りは、第8の栄養素ファイトケミカルと呼ばれる非栄養素成分です。これは移動できない植物自身が、紫外線から自分を守るために色を付け、害虫から逃れるための香りを作りだしたものです。色や香りの成分はポリフェノールやカロチノイドの抗酸化物質です。色の濃い香りの強い野菜やハーブを人間が食べれば、抗酸化物質によって活性酸素を除去して錆びない身体作りをしますので成人病予防や老化防止にもなります。
先ずは1種類づつで試飲して、其々のハーブの味をお楽しみくださいね。

それから、これらのハーブを3~5種類組み合わせて自分の体調に合わせてブレンドして下さい。
たとえば カラ―セラピーでは胃腸の働きを助けるのは黄色ですので、黄色の花カレンデュラーに、オレンジの皮オレンジピールに、レモンバームやレモンバービナなどを加え、ペパーミントもいれた爽やかティーは如何でしょうか? おまけにタラゴンか刻み生姜も加えると辛みも出て胃腸がスッキリしますよ!

10月に私は日本に一度帰りますので、皆様とお会いするのを楽しみにしております。
                           
 私の連絡先は、今までと同じ m.mitsue@hotmail.co.jp です。

                                  松村温江



                               
by m-mitsue | 2011-09-16 07:27
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