近況のご報告です
クライストチャ―チ 日本祭
2012年3月18日


昨年の日本大震災が起こった日を忘れないために、同じ日の今年3月11日に、クライストチャーチで
日本祭がリカトーンパークで盛大に開催されました。
今年の日本祭の目標は、クライストチャーチにカンタベリー日本人会が出来て20年、ニュージランドと日本が国際友好関係になって60年の節目にあたる祝いのための行事と、更にクライストチャーチと日本両国が共に震災に遭遇したので復興を託した意味深い行事でもありました。


私は、日本祭を手伝った直後の3月13日にニュージランドからシンガポール,フランクフルトを経由して丸2日間かかってルクセンブルグに戻ってきましたので時差ぼけも酷かったです。その上 温かいニュージランドから、まだ朝は氷が凍てつく寒いルクセンブルグの生活に体が慣れるのに時間がかかりましたので日本祭の報告がこんなに遅れたことを御了承下さい。

盛大だったクライストチャーチの日本祭の報告です。
前日までは天候が悪く、夜中も小雨の音で起こされましたが、天は味方をして下さいました。 夜明けと共にだんだん天候が回復して、空気も澄み切って秋晴れになりました。
日本祭の役員の方々は、数日前からリカトーンパークのイベントセンターで提灯、仮装行列の用具の準備に忙しく働いておられました。
餅、味噌、寿司、鯛焼、ぜんざいなどを出展する屋台の人達は、当日6時ごろから準備に入りました。


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観衆を迎えるステージも3カ所で同時進行で開催されました。
“マーケットステージ”では、10時から日本太鼓グループ “ 巧み ”が、リカトーンマーケットに買物にくる地元の人達を、高らかな太鼓の音と活気あるパフォーマンスで魅了していました。

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11時10分から日本人保育園“ひよこ丼” によるチビッコ達の可愛い演技です。 
“ラーメン体操”に続き、私の作詞と振付けをした“クライストチャーチ音頭”を、日本人コ-ラスを率いる籾井先生の唄と、ひよこ丼の道先生の太鼓の音に合わせて、お母様とチビッコ達が輪になって踊りました。


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籾井先生が、何度も“クライストチャーチ良いとこ”と歌って下さった御蔭で日本語の分からない現地の人達も “クライストチャーチ” と “チョチョンがチョン” と言うサウンドが耳に快良く残ったのか、後で私を知らない現地の人達からも “クライストチャーチ音頭楽しかったよ”と言って下さいました。
ひよこ丼の先生達とお母様方、籾井先生御苦労さまでした。この楽しいひと時を共有できたことに感謝します。本当にありがとうございました。



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その後、私はすぐに別の会場である“トラックステージ”の方に急いで移動しました。“桜さくら”を踊る子供達が朝から着付けをしていました。

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12時10分からの出番に合わせて ステージ横で子供達全員集合して待っていました。この日は全員浴衣を着て、頭にピンクのリボンを付け、お母様の口紅も塗ってもらって皆なが綺麗になって御機嫌でした。


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いよいよステージです。日本祭に来た入場者が1万人を超えたそうですので
遠くの方からは、こんなに小さくしか見えませんでした



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11人の子供達が 金銀の扇子をひらひらさせて“桜さくら”を一人も間違えなくて揃って踊ったので、観衆の皆様から 「子供たちは、上手で可愛いね。」と、褒めて頂きましたので子供達は喜んでいました。これも、子供達を支えるお母様達の熱情と御支援があったからこそ、子供達も一丸となれたと思います。

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私の日舞チームは、お稽古をする場所がなくても、毎週1回はカンタベリー大学校庭や、きみえさんの家の庭を時々練習場にお借りし練習してきましたので、返ってお互いが親密になりました。練習が済むと、子供達は、蝉の抜け殻を探したり、木に登ったりして踊りをとおして友情が更に深まったようでした。 

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のりこさんが子供達の髪に飾るピンクのリボンを作り、当日の子供達の統率も行く届き、ケイさんの旦那さんが桜さくらのCDを作り、わかばさんが着付けを手伝い、家でもお母様方が子供さんに踊りを特訓して皆が協力して下さいました。そのお母様方です。本当にありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。

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子供が踊ったあと、私は 京都の四季を表す “祇園小唄”を踊りました。

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私達の出番が済んだ後は、急にお腹が空いて屋台に日本食を求めて買いに行きましたが、売り切れの所が多く、残っていた屋台の前も待つ人の長い列でした。でも,ぜんざいと御寿司のパックは買えてお腹を膨らませた後は、屋内の第3ステージの “着物ショー”を見に行きました。 “着物ショー”は、クライストチャ―チポリテクニックのクーリング洋子先生の司会で行われ、日本の着物文化を流暢な英語で地元の人が分かるように説明しておられました。 



トラックステージでは籾井先生の指揮による日本人小学校の子供達による合唱もありました。子供達もそれぞれ浴衣を着て元気に歌っていました。

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この日は、その他に合気道や生け花、書道、御琴などもあって日本文化で染まっていました。
琴の橋本ますみ先生は、クライストチャーチで日本人だけではなくニュージランドの人達にも琴や三味線を教えておられます。当日は琴と尺八の合奏でした。

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夕方6時過ぎに 被災者の黙とうも行われて日本祭の最後を締めくくりました。
まだ時々余震に揺れるクライストチャ―チで、町の中心地は無くなりましたので1万5千人の人達が職を求めて町を離れましたが、踏みとどまって残っている日本人の人達は、このように しっかり頑張って居られます。
  
日本から、また今年も地震の報道がありました。 関東付近も地震の断層が活発に動いています。
カンタベリーの沖合でも20年は余震が続くでしょうという観測があります。
天災は予測が付かないことがありますので、何処で何が起ころうとも人間はしっかり生きなければなりません。 人の寿命は天のみ知るそうですので、生かされている命に感謝です。
 

 私のメールは m.mitsue@gmail.com です。
                                          

                                             松村温江    
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# by m-mitsue | 2012-03-21 06:54
クライストチャ―チ地震慰霊祭 と 日本祭
2012年3月5日

Watch Japanese Festival http://japanday.jsc.org.nz/program.htm

Do you remember on last 22nd of February Christchurch had earthquakes and 287 peoples died. On last 11th of March Japan had big earthquakes and Tsunami and 50000 peoples died. 
So we have to pray for Victims and dead people in Christchurch and Japan last year.

はや3月に入ってしまいましたね。皆さま御元気でお過ごしでしょうか?
クライストチャーチの花祭期間の2月22日に、昨年のクライストチャーチ地震の慰霊祭がハグレー公園で行われました。公園には沢山の人が集まり、最初に、2分間の黙祷が行われました

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その後、アーミと高校生のブラスバンドが慰霊の音楽を捧げ,遺族の方のご挨拶がありました。

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昨年は クライストチャーチ地震後の3月11日に日本の地震と津波がおこりましたので、今年の3月11日に クライストチャーチの日本人会は、被災者の慰霊を目標に日本祭をリカトーンマーケットでお馴染なリカトーンパークで開きます。


その様子とポースターは
http://japanday.jsc.org.nz/program.htm  日本祭を見て下さいね。


プログラムの Main Stage で Japanese traditional danceが、私達がするイベントです。
実は 被害にあった家から私は扇子が11本も取り出してきたので子供達に 日本文化を伝えなければと思い、“桜さくら” を1月から教え始めました。当日は、日本の国の木である“桜さくら”の踊りで、会場を盛り上げたいと思います。

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先週の日曜日には、皆で浴衣を着て、揃いのピンクのリボンをつけて
庭でおけいこをしました。このピンクのリボンは、踊り手の一人である深雪ちゃんのお母様が布を買って用意して下さいました。 揃いは扇とリボンだけですが、皆な可愛いですね


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おじぎも綺麗にできるようになりましたので、良き日本の慣習と文化をニュージランドの人達に伝えたいと思っています。

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日本舞踊のお稽古場所は、室内が確保できないので カンタベリー大学の庭や家庭の庭で練習に励んでいますので、毎週土曜日は 子供も大人も その時間を大切にしています。

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お母様達と一緒になって、私は子供達の踊る配置や、踊り方も工夫しています。

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もう一つのイベントは 日本の小学校に行く前の幼児が集まる会
“ひよこ丼“で ラーメンダンスと、クライストチャーチ音頭も踊りますので、私は毎週金曜日に、ひよこ丼の集まりに出席しています。 クライストチャーチ音頭は、コーラスの籾井先生が歌い、道先生が太鼓を叩いて下さるそうです。 

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先週は、ひな祭りがありましたので、皆なで御雛様の額も作りました。(手前)
当日ラーメンダンスでかぶる帽子は、先々週作りました。(奥)
皆が 日本祭に向けて準備が大忙しです。

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今回は、“桜さくら”と “クライストチャーチ音頭”を踊る子供さんのお母様と共に日本を盛り上げようと頑張っております。たとえ日本を離れていても
外地で暮らしてるからこそ、日本慣習や文化を誇りに思い、日本の国を皆な大事に思っております。

雨天決行ですので、今週の週末が晴れでありますように祈っています。
                  
                                合掌    松村
温江
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# by m-mitsue | 2012-03-06 06:52
クライストチャ―チ花祭り
2012年2月18日


昨日からクライストチャ―チの花祭り・フラワーフェスチバルが始まりました。昨年は花祭り期間中の2月22日に地震が起こり、はや1年が過ぎました。キャセドラル付近が全滅だったために、町の中心部の復興は10年はかかると予想されていますので、今年のフラワーフェスチバルは、ハグレー植物園で2月17日~3月4日まで行われています。

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私は前日の2月16日昼に植物園に行って進行状況をみてきました。
植物園の入口は、地震の際に壊れたピーコック噴水も修復が済み、花壇の花々が,市職員の努力の御蔭で地震にも負けずに鮮やかに咲き誇っています。

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私のお気に入りのサイプレスの木も元気です。サイプレスは血液循環を良くする精油がとれるのでアロマセラピストには好評です。木の中に入ると涼しく気持ちが良いので、高校生たちが戯れていました。

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松の丘隆の前には、不思議な環境アートが展示されていました。これは何でできているのか想像にお任せします。

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松の丘に登ると、ガーデンクラブのユーモアあふれる花の作品がありました。
その一つは、地震で家を失ったご婦人は、今はトイレを改造して部屋を作り、そこに住んでいます。

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昨年までは、大聖堂の花の絨毯の横に飾られたフラワーアレンジは、今年はボックス小屋に納められています。明日のために皆な準備をしていました。

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20世紀を祝ってキャセドラルに置かれいたコーン型シンボルアートが、花瓶に変身されて、そこに花が活けられていました。

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地震で沢山の古い建物が崩れ、そのレンガを使って、そこから逞しく草花が映えてきた様子を生け花にしてありました。

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日本の草月の生け花は、マオリのフラックスの籠が花瓶で、赤い鮮やかな花が復興を促しているように思えました。

そこからすぐに、温室を背景にバラ園があります。色とりどりのバラが今が満開で咲き誇っています。
中でも一番香りが良いのは、アオテアロア New Zealand と言う名前のピンクのバラです。

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大きなユーカリプタスが有る所に、大聖堂のミニチャーが建っているのには感動しました。

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そこを下るとエリカガーデン。ヒースとも呼び。小さい花が沢山咲きます。ヒースはバッチフラワレメディの一つの花です。根元に寂しさを持っている人は、おしゃべりが大好きで誰構わず、話しかけてその人を離しません。そういう人に必要な花です。

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エーボン川は、地震後 水かさが増えた感じがします。カヤッキングを楽しんでいます。

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翌日の2月17日は夕方 出かけました。
昨年までは、大聖堂の入口を飾っていた花のアーケードは、今年は、植物園の入口付近を飾っていました。

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2月17日の初日は、まず夜にオープニングコンサートが植物園の大木に囲まれた芝生の大グラウンドで始まりました。

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踊りがあって、唄もあって

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皆は軽食持参でピクニック気分で聞きました。隣のレスリーと友人達です。
まだ 時々は余震を感じますが、ニュージランドの人は陽気です。ヨーロッパから移民をしてきた子孫ですので、陽気さと逞しさを兼ね備えた国民性ですので、きっとユニークな町をのんびりと再び作り上げることでしょう。

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レスリーが、以前 言った言葉

Nothing is temporary empty   地震で何もかも失ったけれども、これは一時的な空ッパであって・・・・・今から、何を作るか・・・楽しみですね!
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# by m-mitsue | 2012-02-18 19:22


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