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近況のご報告です
日本の秋 ハイビスカス
012年11月16日

今日はもう11月17日です。急に日本は最近、朝夕は冷え込んで参りましたので、御風邪を召しませぬように養生して下さい。ニュージランドの友人知人の皆さまには、子供様の学年末の試験が始まっている頃でしょうか? 親子ともども忙しくなりますね。私も11月末にはNZに戻りますので、また宜しくお願い致します。

私は、名古屋駅から地下鉄に乗ってトヨタ市に向かい45分位で日進駅に着きました。そこに愛知郡東郷町があります。私の友人が、そこの住宅街の1画でハイビスカスを作っていました。

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ハイビスカスは、ハワイや沖縄などのモット暖かい地方で出来る植物なので、驚きました。ハイビスカスが花を咲かせています。あおい科フヨウ属に属しますのでフヨウの花にも似ていますね。




ハイビスカスの花は1日で枯れ花が落ちて果実を作るのですが、大きく萼が伸びて果実(種子)を包みます。

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花や葉が落ちたハイビスカスの大群。

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それを取って種子を除いた物を乾燥させます。それが、ハーブティーに使われるハイビスカスです。

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ハイビスカスは、真っ赤な花ですので、抗酸化酵素を含むアントシアニン、クエン酸、ビタミンCを含むので、肝臓の疲れを取って成人病や風邪の予防になります。
友人のハイビスカスの畑の前に、このような看板が立ててありました。

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和名をローゼルと呼びます。 皆さまには、ローズティー、ローズヒップティーを飲んだことが有ると思いますが、バラ科のローズやローズヒップだけでは赤色と酸味は出ません。 このハイビスカルが一緒に調合されて、ローズティー、ローズヒップティーは赤色と酸味を出しています。だからハイビスカスの和名をローズに似たローゼルと付けたのでしょうか?

これからの季節には、ローズやローズヒップが手元に無くても、ハイビスカスに生姜の小片を入れて煮るだけで、赤色で酸味の他に生姜の良い香りがして体が温まり風邪予防に大変良いですよ!



日本は食欲の秋です。柿が豊富になっています。柿は、ビタミンAやビタミンC、カリウムが含まれていますので、体の疲れ、目の疲れをとり、風邪予防、高血圧改善なります。柿の渋み成分であるタンニンも含まれています、タンニンは二日酔いの原因となる「アセトアルデヒト」という有害物質を、無害にする働きがあります。柿の葉は、昔から高血圧に良い民間薬です。

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最近、日本では赤いキウイフルーツも、九州で開発されています。色、味、香りあるものが一杯の日本の秋です。色、味、香り成分が、抗酸化酵素ですから、心臓病、ガンなどの原因となる活性化酸素を取り除いてくれますので、秋の果物や野菜をいろいろ一杯召し上がって下さいね。

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さいごに、友人が住む三河地方小原村(現在は豊田市)の最近の紅葉の写真を御送りします。木を切って暖炉を使っての田舎暮らしをしている友人宅の前で、90歳を超えたご母堂と共に写しました。ご母堂は、今も畑をしています。家族の支援のもとで、良い空気と良い食物に恵まれた生活をなさっておられるのが長寿の秘訣ですね。

                       合掌  松村温江
# by m-mitsue | 2012-11-17 08:14
日本の秋
2012年11月10日

今日は、もう11月10日です。5日前に友人が住む三河地方小原村(現在は豊田市)の紅葉の写真です。今週の週末はきっと見頃でしょう。日本の皆さまも、各地で澄み切った空気を感じながら、このような色鮮やかな紅葉を満喫されていらしゃる頃でしょうか。

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私は成田に着いてから、翌日は「暮らしの手帳社」で、来春に出版する私の初めての自然療法の本の校正の照らし合わせをして、また半分を帰る前にすることになりました。その翌日は、聖路加病院の日野原先生が会長を務める「調和道」の本部道場にお伺いしました。外国で一人で訓練をしていると独りよがりになりますので、必ず日本に来た時は、丹田呼吸法の実践を会員の皆さまと共にさせていただき、指導者の方にチェックして頂きますと、今後も正しく精進してゆけますから。自然療法の暮らしは、日々が楽しいですよ。
10月28日は、国分寺にある殿が谷庭園 紅葉亭で、ニュージランドで出会った仲間で作る「東京空の会」ありました。今年は2006年に、クライストチャーチ花祭りで画家の根岸さんが、エイボン川を1000本の風車が飾った時のCDを映写して、地震前のクライストチャーチを皆で懐かしみました、次に私が持っていった市役所作成のクライストチャーチの復興案の青写真を映写して、日本同様復興には多額の資金と時間がかかることを皆が再認識しました。前田さまをはじめ「東京空の会」の皆さま1年に1回の集まりですが、お互いに各自の生活を大切にして前向きに歩きましょう。自然食の美味しいお弁当も有難うございました。

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東京を離れる前は、バッチフラワー療法の仲間が開いたお店『マウンドバーノンの風』にも寄って風邪よけのハーブティーを頂きました。

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日本のバッチフラワー療法の本部である「バッチフラワー研究会」のサオダ先生にも1年ぶりにお会いしてから神奈川の従姉の家に着きました。昔のアルバムを従姉と、見ていたら私の子供の頃 日本舞踊の「桜かむろ」を踊った時の写真が出てきてビックリでした。私の実家は火災にあって自分の子供の頃の写真がありませんから本当に感激でした。

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この日本舞踊が、NZに行ってから日本文化をお伝えするのに今も役立っています。昨年3月11日には、日本の震災復興を願って「クライストチャーチ日本祭」が開催された折に、幼稚園児と小学生の合計10人が「桜さくら」を華麗に踊りました。其の踊りを私が教えましたので、子供達は大喜びでした。2世の子供さんも多いので、踊りもお辞儀から始まって辞儀で終わる日本の礼義もお伝え出来ました。海外に行かれる皆様も、折り紙などを持って行くと現地ですぐに文化交流が出来ます。

11月4日には、町田国際交流センターの御招きで、町田市民フォーラムで「NZ事情」の懇談会の講師をさせていただきました。この時はマオリ文化の「ポイダンス」を、町田国際交流センター会員の渡辺博美さんと披露しました。参加者の皆さまにも紙ボールで作ったポイの作り方を教えて、ニュージランド人の物を大切にする精神をお伝えできました。

今は名古屋です。11月8日は、「心と体の健康法」を東郷町役場の講座で致しました。次回は東郷町の ハイビスカスの花のことをお伝えしたいと思います。

紅葉の秋、食欲の秋、読書の秋・・・・・・をお楽しみください。

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私の大好物の漬物、おからは日本でしか味わえません。大学の友人が作って下さいました。
        感謝 感謝の日々です。   
                             松村温江
# by m-mitsue | 2012-11-10 09:15
ルクセンブルグ皇太子の結婚式
2012年10月31日

 今日は、もう10月31日です。しばらくご無沙汰しておりましたが、皆さま御元気でしょうか? 実は今日で私が、日本に一時帰国をしてまもなく1週間が過ぎようとしております。日本はルクセンブルグに比べ日射しが強く、とても暖かい天候です。やはり暑かった夏のせいでしょうか?
さて、日本に戻る前の先々週の日曜日に、次のルクセンブルグ大公になられる皇太子の結婚式がありました。日本からは浩宮皇太子様がご出席されましたので、その様子をお伝えします。

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ルクセンブルグは、歴代のローマ法王を3人も選出されたカソリック教を重んじる国で、その大聖堂で結婚式がおこなわれました。現在でも国民の90%以上がカソリック教の信者で、小学校に入学した1年目に宗教の時間があるほどです。

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其の結婚式に招かれた浩宮皇太子様です。カセドラル教会に向かわれる所です。
ヨーロッパは、色々な行事にカップルで参加されますので、雅子様をお連れ出来なかった皇太子様は大変残念に思われたことでしょう。

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でも結婚式を見るために集まったルクセンブルグ国民に対し、常に笑顔を絶やさず挨拶されておられた浩宮皇太子様でした。語学堪能で国際センスのある雅子様が、Ⅰ日でも早くこのような国際舞台に立たれるように、日本国民一同が応援してほしいと陰ながら思った私でした。

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結婚式に向かわれるベルギ―貴族出身のプリンセスを御年配の御父上に代わって、お兄様がお連れしています。

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結婚式をとり行ったのは、カセドラル教会の大司教のホロビッツ神父様です。10年以上日本の上智大学で神学を教えられた方で、上智大学とルクセンブルグ大学との交換留学制度を発足された親日家でもあります。

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各国からの皇室関係の方や、ルクセンブルグ首相をはじめ国内の主要な招待客の参列者の前で、厳かに式が行われました。

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指輪交換や、

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誓いの言葉もあり、

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2時間にわたる式を終えて、大聖堂から宮殿までをパレードした後

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宮殿のアーチから国民の皆さまに手を振ってご挨拶をなさいました。

それを見に来た大勢の人達でした。ルクセンブルグは、神奈川県と同じ面積の国ですが、人口はたったの65万人しかおりません。だからこの日は、国中が喜びに溢れていました。

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ルクセンブルグは、昔からオーストリア、スペイン、フランス、ドイツと常に征服され続けた国で、その度に強固な城塞がきずかれた都市です。

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それゆえに、最初に欧州統一機構を提案した国です。現在は、ギリシア、ポルトガル、スペインなどの不況な国を支えているためにユーロ圏の経済は揺れ動いていますが、政治は安定しています。首相への信頼は厚いです。10年間に7人も首相が入れ換わっている日本のような国はありません。領土問題にも揺れ動いている日本ですから、政治家の皆さまは、国内で争わないで世界視野を入れた安定した政治を支え合って行って頂きたいと念じずにはいられません。   
       
                                          合掌     松村温江
# by m-mitsue | 2012-11-01 23:30