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束の間の日本滞在に思う
2012年6月21日

ニュージランドのクライストチャーチでは、早くも6月5日に雪が降って学校は休校、バスは運休という厳しい冬将軍が到来し、既に気温がマイナス4℃だったと言う便りを受けました。
日本は、例年よりも早く台風4号がやってきて、本州全域に怪我人も出て再び被害が発生したニュースをルクセンブルグに戻ってから知りました。
皆様は、それにも負けずに御元気にお過ごしのことと察しております。

実は、私は5月31日から2週間ほど、親戚、知人の90歳代になられた方3人のお見舞いもかねて、日本に帰国致しましたので、ブログ更新が遅れておりました。ルクセンブルグに戻ると、私の居なかった6月は雨ばかり降って、晴れ間が少なかったようで、庭は雑草に覆われていました。今年のヨーロッパは、例年になく冬は4月まで続き、5月、更に6月も雨が降り続く異常気象らしいです。このように、世界中の天気が、大幅に変わりつつあるのが現実ですね。

長雨のために、庭の丸坊主だった柳の木(右上)も葉が茂り、日本に行く前に雑草取りをしていたのに、また雑草(手前)がこんなにも生い茂っていました。

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この異常気象で、野菜の畑も今年は育ちが悪く諦めの私でしたが、ナメクジには食べられていましたが、レタスが大きく育っていたのには感激でした。

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日本滞在中に、1969年 明治薬科大学薬剤学科を卒業した同窓生で作ったトナカイ会の4年に1回の集まりが姫路で行われたので、私も出席しました。60代を超えると病気になっている同窓生が多くなってきていますが、集まれば学生時代の思い出話で花がさきました。
同窓会の翌日は、姫路城を全員で見学しました。

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姫路城]は、別名・白鷺城しらさぎ城と言われ、江戸時代初期、豊臣秀吉の側近だった黒田官兵衛と池田氏によって改築されました。ユネスコの世界遺産に登録されているだけあって、城内の敷地は壮大でした。
手前のグラウンドは、家来の屋敷が沢山建っていましたが、世界大戦中に日本陸軍の練習場を作るために壊されましたが、駐留した時には、荒廃した御城の修復を軍隊は手伝ったそうです。

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ガイドさんの話によると、世界大戦で、この城がアメリカ軍の爆撃に合わなかった奇跡は、城の壁を外側から黒く囲み、緑の木々で覆われた壮大な庭と、御城を囲む池が、天然の森に見違えられたからでした。

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一番高い天守郭は、今改築中ですが、その様子も見ることができました。

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壁も沢山の漆喰で何層にも塗られている強固なものです。漆喰の材料は、石膏、貝殻など天然素材でした。

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城壁の土台には、石を調達するために石棺まで使われていました。 こんな重い物を積み上げた人間の力
と技術に日本人の知恵を感じました。
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黒田官兵衛が、キリシタン大名だったので、城の屋根瓦に十字のマークが刻まれていました。

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この御城には、徳川家から豊臣家に嫁入りした千姫も、大阪夏の陣・冬の陣で豊臣滅亡後、家康の家臣に救われた後、姫路城に住んでいました。

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日本の歴史を知ると共に、江戸時代の日本人の物づくりの知恵にも感服しました。

東京に戻って、新宿の都庁の上から見たスカイタワーです。

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   都庁




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  スカイタワー



今回3人の90歳代の親戚知人の御見舞に行って感じたことは、どんなに丈夫な人でも、年をとると、やはり病気をして家族の御世話になっている姿に接しました。やはり みんなが毎日の養生と、自分をとりまく人間の輪を大切にしたいと感じました。
病気になれば、病院に入院しますが日本は入院期間が限度は3カ月、その後家族の御世話が受けれない人は退院後の施設を探すそうですが、自分に有った所がなかなか見つけられず、良いところは大変高いそうです。 

今、日本はネジレ国会で、消費税増税案の採決のために右往左往しています。
ニュージランドの消費税は15%、ドイツの消費税は17%、ルクセンブルグの消費税は15%で、日本よりは高いですが、社会福祉が大変充実しています。
医療費は、始めは自分で払いますが、申告をすると全額戻ってきますのでゼロです。先進国の大半では、消費税税率をひとくくりにせず、食料品などの生活必需品と贅沢な商品とでは、税率を分けて設定している国もあります。消費税増税がむづかしいなら、国の歳出を何処かで抑えなけらばなりませんが、
地震、津波、台風日本は災害の多い国です。復旧にお金が必要ですし、頭が痛いですね。

ヨーロッパでは、ユーロがヨーロッパ23の国で使用されていますが、ギリシア、スペインの問題で、ユーロ自体が今は大変揺れ動いています。そして23か国のうち17か国が欧州連合加盟国でルクセンブルク首相が議長を務めています。この激務を務めるルクセンブルク首相の仕事場は、ルクセンブルグ市内小さな一角にあって、道路に面している簡素は建物なので、ランチを食べに行く首相に、一般市民が時々出会って話しかけることも出来るそうです。其の話を娘から聞いて、ルクセンブルグが安全な国なのだと私は改めて実感しました。国も人口も小さいので比較にはなりませんが、国会も、各官庁も普通の建物と同じようですので、議員さんも身近な国民の代表者です。日本の政治家とは大分かけ離れているような気もしました。ニュージランドでは、私も永久ビザを頂いた時から、日本人ですが、投票権を頂いております。
最近の日本のネジレ国会をニュースで見るにつけて、自分で表に出ないで政治を陰で動かしている人、政治の本質を知らないで政治家になった人達を見るにつけて、政治音痴の私ですが、テレビの前で怒っているこの頃です。日本も、ニュージランドやヨーロッパのように、休暇もとれて、公平な社会福祉を国民が受けれるように、生活の質が向上して欲しいと思っています。
それには、国民一人ひとりが、政治も人任せにはせずに、自分たちの代表をしっかり選ばなければと、自分に言い聞かせています。
                       
                                             ひとり言  松村温江
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by m-mitsue | 2012-06-21 19:54


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