近況のご報告です
<   2009年 01月 ( 3 )   > この月の画像一覧
カラマーレストホーム (オーストラリア3)

私のペレジアムビーチ訪問は今年で2回目です。今年の目的はレストホームにいるバーナードが高齢になったので来年会える保証はないから是非面会に行こうと思っていたこと、又ダグマーに代わって私が彼をマッサッジをしてあげることによりダグマーを少し楽にしてあげたいと思った事です。
b0126231_20222155.jpg


1回目の訪問は7年前です。ダグマーが まだシドニーで働いていたバリーに会いに行ったために、家で留守番をするバーナードの食事と身の回りの世話を頼まれた時です。その頃 バーナードのがんは左目を侵してジクジクした汁がいつも目のふちから出ていましたが、気分が良いと私と散歩に出かける元気さがまだあった頃でした。途中で綺麗な花を見つけると歌いだして、花一輪を折って私にプレゼントする陽気さを持っておられました。
でも今年お会いした時はバーナードの左目は眼球ごとそっくり切り取って大きな穴が空き、その部分を真ん中の額の皮膚を伸ばして貼りつけてから、切った額の皮膚の左側と右側の皮膚をさらに伸ばしてお互いに合わせて縫ってありましたので、皺が殆どありませんでした。自然療法的な生活を長年してこられましたが、必要な時は現代医学のお世話にもなる融通も持ち合わせておられます。今95歳になっても日常は現代薬を一切飲んでいないのは この年で大変稀な事です。
b0126231_20245555.jpg


その代わりに、1週間に5日間マッサージを受けています。ダグマーとマッサッジ-師の友人がバーナードに一日おきに交代制でしています。マッサージ方法も皮膚を撫でるだけではなく脚の指から股関節まで丹念に左回し右回しをして、さらに関節の屈伸までしますので丸1時間半~2時間はかかります。その効果で血液とリンパの流れが促進されて食欲、便通も良く皮膚もつやつやです。 クリスマスと新年のためにマッサージ師がお休みなので私が代わりに頼まれたのです。

b0126231_20255650.jpg


バーナードのランチメニューは なめらかにつぶした野菜や蛋白質を人匙ごとにゆっくり口にいれてあげて
この他にデザートとしてクリームつきプリンは大好物で、パクットすばやく口をあけます。
最後にビタミンC入りのジュースも飲みます。
話しかけてもオーと言うだけの返事ですが 心のこもる語りかけとマッサージの効果、栄養と消化能力を考えた食事が長生きできる元気さの秘訣だと思いました。
b0126231_20265380.jpg


今回はバーナードを訪問し再会出来た上に、オーストラリアのレストホームの現状も見ることができた貴重な体験でしたので、少し報告します。
レストホームは豊かな自然の森の中に位置していて出入口は やはりお年寄りの方が出て行かないような安全な門になっていました。
b0126231_20281053.jpg

入ると先ず右側に受付や事務所、図書館、美容室、集会場がある総合ビルディングがありますので、お年寄りの方は 外に出かけなくてもこの施設の中ですべて対応できます。
b0126231_20301190.jpg

b0126231_20302680.jpg

廊下つたいに いくつかの小さいロッジ形式の建物が並んでいます。
ボランティアの人と散歩をするお年寄り
b0126231_20324062.jpg

ロッジの入り口の前で本を読んでいるお年寄り。
b0126231_20332925.jpg

一つのロッジの中に入ると8人のお年寄りに対して2人のケアギバーが常時働いています。
手前のテーブルで食事をしたり、絵を描いたりします。向こう側のテレビの前で ランチを終えてゆっくりくつろいているお年寄り。
b0126231_20341866.jpg

バーナードは暖かい外が好きなので、時々屋外でマッサージをしてから昼寝をします。
b0126231_20533129.jpg

バーナードなど個人の部屋はロッジの共有部分の両側に二人一部屋になって並んでいます。
その奥には二人共有の便所とシャーワも付いています。
b0126231_20393575.jpg

おしめ交換は大体、朝のシャワーの後、11時半ごろ、昼3時半ごろ、夜の4回位です。
ケアギバーの人は7時から3時まで、3時から11時まで 11時から7時までの3交代制のようでした。
食事の後は必ず看護婦さんが来て一人ひとりに話しかけ薬をつぶして飲ませてあげていました。看護婦さんの服装もカジュアルで、家にいるような親しみがあります。
b0126231_20404714.jpg

この施設はサンシャインコーストの市営で、営利目的ではないので沢山のボランティアの
人々がお年寄りを世話する手伝いにきておりますので、バーナードの支払いも彼が頂く年金よりは安いそうです。その余り部分でマッサージ代にあてているそうです。私の場合は、昔お世話になったお礼の気持ちでしたので交通費もマッサッジもボランティアでさせて頂きました。

このレストホームの施設の他に サンシャインコーストの市営のデイケアセンターや、在宅老人のために毎日1回配達をするお弁当を作り施設も見てきました。ここにも沢山のボランティアの方々が交代で働いておられました。 

オーストラリアはニュージランド以上に福祉が発達している感じがします。今回 友人が二人目の出産をしたのでお祝いにも出かけました。友人の話では国から出産費用の補助があって病院費はすべて無料でした。その上、ベビーに$5000のお祝い金も頂いたそうです。
またクリスマス新年にかけて1月5日位まで 老若男女を問わず市民が皆な利用できる無料のバスもヌーサ近辺を走っていましたので 子供達がサーフュンボードを抱えて 伸び伸びと遠くのビーチに友達と出かける姿を見ました。
オーストラリアは国が大きくて資源が豊かなのでこのような手厚い補助が出来るのでしょうね。
日本は国土が狭く アメリカの影響もうけて不景気で、若者達が解雇されているニュースを聞いておりますので豊かで暖かいオーストラリアのおおらかなオージ精神が羨ましい限りでした。
[PR]
by m-mitsue | 2009-01-19 20:10
ダグマー、バーナード、バリー(オーストラリア2)

私が最初にダグマー、バーナードご夫妻にお会いしたのは、ニュージランドに来た最初の年1998年です。オークランドから船にのって45分離れれたワイヘキアイランドにあるハーブガーディンの手伝いをさせて頂いたことがキッカケです。その頃 旦那様バーナードはヒーラーで絵描きでした。奥様ダグマーはカラーセラピーのクリニックを開いておられました。
お二人ともガンに羅漢されていたので、自己治癒のためにこの島に住んでオーガニックの野菜、ハーブを作って、朝夕は海辺を散歩して、毎日 身体に良い食べ物と空気をとって暮しておられた頃でした。
b0126231_18585684.jpg


ダグマー(ドイツ人 今年現在は58歳)
b0126231_1921020.jpg

 父は第2時世界戦争の時にロシア(シベリア)で捕虜生活をしたために復員後、精神的に不安定であったが、母と結婚後 炭鉱の町で母の両親と同居、戦争後はドイツ国民の殆どの人達が貧乏でしたので一つの部屋で曾祖父母、両親、母の弟2人、ダグマーの父母が共に暮らし、皆が時間差の仕事をしていました。 その貧しい環境の中で母はダグマーを産んだ後すぐに病気になる。ダグマーを生んでから次に母は2回妊娠をしても流産をしたのでダグマーが母のエネルギーを奪ってしまったと母は思っていた。その上 父はダグマーを大変可愛がっていたので母は愛情不足でダグマーにもジェラシーを時々感じていたようです。
ダグマーが14歳の時にその父も長いシベリア抑留の後遺症で(アネミア)のために死亡する。
18歳で仕事(秘書)を見つけて初めて都会暮らしをする。19歳でドイツ人技師と最初の結婚をして、結婚後 社会人向けの講座 “法律と経済の18ヶ月コース”を受けて勉強の不足を補う。それを応援してくれた夫だが、あまりにも融通の効かない夫の堅苦しい性格に嫌気がさしてダグマーから申し出て分かれる。

25歳でオーストラリアから仕事に来たバリーとドイツの北のイエーメンで出会い恋に落ちる。彼がオーストラリアへ帰国するに当たって母の反対とオーストラリアに共に行く怖さと自分の自信の無さでバリーとの恋は断念する。 その後 バリーを失った寂しい心を救うために第2番目の夫ドイツ人と26歳の時に結婚をする。数年後その夫とNew Zealandに移民をしてオークランドの北に4Aの土地を買って暮すが、心の動揺をしている状態で結婚したために、なかなか2番目の夫を愛することが出来なかったために、夫にも愛人ができ分かれる。
その後 精神的に落ち込んで乳がんになり手術をした直後の41歳の時に ワイヘキアイランドにいるヒーラ(バーナード78歳)に会いに行く。そこで
自分の今まで歩んだ人生の中で何で一杯過ちを犯し、人を傷つけた罪に悩ませられたのはなぜか?
如何に人生を楽しく価値あるものにするにはどうするか?などの問題をバーナードとの出会いを通して分かり始めたので37歳の年の差でも恋に落ち結婚をする。そして二人の生活の中で
常に回復の手立てと人生の確かな方向性(ベジタリアン,自然療法、ヨガ 芸術)的な生き方を指導しつつ彼女の生き方を勇気付け自信を持たせた原動力がバーナードだった。
そのバーナードが86歳を過ぎた頃、めっきり弱くなりニュージランドは寒いので暖かい国オーストラリアに移住したいと考え始めたので二人でオーストラリアに家探しにやってきたが妥当な所が見つからなかった。 それでダグマーは昔の恋人バリーのことを思い出して 彼が帰国した先である母親宅に連絡をした所、バリーがまだ独身でいることが分かり、2年目にバーナードとオーストラリアに来た際には1週間バリーは仕事を休んで車で家探しの手伝いをしたお陰で、今彼らが住んでいるナショナルパークに面する一等地を9年前に見つけることが出来ました。その経緯の中でバーナードはバリーの人柄を知ってゆき、年を追いつつ弱くなってきたバーナード自身がその後ダグマーをバリーに託した訳です.
b0126231_19145536.jpg
バリーとダグマ

とは、言ってもバーナードも時にはやきもちを焼いて自分の母国デンマークに帰ったそうですが、寒い国には住めそうにはなく やはりペレジアムビーチに戻ってきて、ダグマーとバリーの看護の限界に来た時には自分からレストホームに入ることを決心したそうです。何と大きな3人の慈愛でしょうか?
だからダグマーは悩める自分の心を救ってくれたバーナードのことを 父、母、夫・・・・すべてを包括した大きな存在なので、今95歳になって何もできない彼だけれども愛し続けることが出来ると語ってくれました。現在 スピリチャルの面ではバーナードが父で、ダグマーが母でバリーは私達の子供的な存在で今からバリーは精神的に高まってゆくと信じていると語ってくれました。そして今ではバリーがダグマーの毎日の生活を助け支えることにより、ダグマーがバーナードのマッサージとカラーセラピーをするためにレストホームに行くパワーが湧いてくると感じてもいました。

その言葉が物語るように、ペレジアムビーチにある彼らの家の中はバーナードの書いた絵と写真が全ての部屋に飾られています。
b0126231_19171169.jpg居間

b0126231_19194813.jpg

b0126231_19225852.jpg



b0126231_1924673.jpg 1階が彼女のクリニック

b0126231_19253258.jpg 2階がヨガを教える道場


毎朝人参、りんご、セロリージュースを飲む。この量で3人分です
b0126231_19265283.jpg


バリーが腎結石で腰下腹が痛むので、ダグマーが選んだハーバルリミディー、ホメオパシーの薬、マッサージ用オイル
b0126231_1928799.jpg


このようにダグマーは、幼い頃 家が貧しくて学校に行けなかった事、母親から充分な愛情を受けなかった思い出をばねに、1番目のご主人、3番目のバーナード、4番目のパートナーの支えと助けを元に、彼女自身が向上したいと言う強い信念によって、私が最初お会いした時以上に未来に向けてしっかりとした基盤を築いて居られました。 今ではカラーセラピストの他に、道場まで作ってヨガの先生と、ハーブやホメオパシーの自然療法の健康アドバイザーにまでなっておられました。

今彼女が 一番関心があるのは、日本の浄霊 MOAInternational による手カザシのヒーリングです。日本から Mr.John吉原 が定期的にオーストラリアにこられ、現代医学で埒の明かないガンなどの不治の病気の方にも救いを与える浄霊講習会に定期的に参加をしています。ダグマーは 私にも アメリカ、イギリスなどの先進国、コンゴなどの発展途上国での手カザシの治療効果データーを見せて John吉原の力はすごいよ!彼の手カザシが私の昔 手術した左胸に来た時にはジーン、ジーンと急に熱くなって凄いエネルギーを感じたよ! 友達は手かざしを受けたトタンゲーゲー 吐いて悪い物が一掃した感じを受けたよ!
私はオーストラリアにまできて日本の伝統医学に会うとは何かのご縁でしょうね。
世界のどの国家も医療費がパンクして、最近では伝統医学を見直し重視し始めておりますので、一番簡単なのが材料や道具を使わず人間平等に誰でもが持っている気の癒やしでしょうね。 私の気功 教室も皆様に教えさせていただく事によって 私自身、生徒さん達にも鍛錬をして病気にならないようにするささやかな助けになっていると感じております。
[PR]
by m-mitsue | 2009-01-16 19:28
モー丑年2009年のスタート
皆様 家族団らんのお正月は如何でしたか? 私は今朝オーストラリアからニュージランドに戻って参りました。
さー クライストチャーチでの私の丑年2009年のスタートです。 
牛はドッシリしていて安定感があり、一旦歩み始めるとモーモーと鳴きながら ゆっくり、ゆったり粘り強く最後まで働きます。私は落ち着きのない性格のせいで いつも忙しくしておりますので今年はこの牛に見習って、慌てずにドッシリ根元を安定させて心はいつも健やかな強い自分を築きたいと念じております。

昨年暮れに ニュージランドを出発する際に私の親しい友人から 「貴女はいつも忙しいのだからオーストラリア滞在中に“釈迦が編み出した身体と心の鍛え方 丹田呼吸法” の本を読み上げてきてね」と言う助言を頂きました。含蓄のあるその本の内容と、ダグマー、バーナード、バリーの自然療法的な生活に刺激されて、今年私が一番必要とする“不動心”“平常心”“集中力”
を養う丹田呼吸法と自然療法的な生き方を強く心掛けたいと思ったのが今回の旅の収穫でした。友人達に感謝です。

ペレジアムビーチ

b0126231_2153380.jpg


b0126231_252128.jpg
ダグマーの家


ブリスベン空港から車で北にサンシャインコーストに向けて約2時間、避暑地で有名なヌーサの少し南に位置しているビーチに ニュージランドから移住してきた友人ダグマの家があります。
東に5分歩けばエーベルタスマンの大海原です。
b0126231_2183338.jpg

西はナショナルパークのグリンの森が庭続きにあり、窓からはるか彼方の山々が一望できる最高の場に家が位置しています。
b0126231_2215047.jpg

朝は5時頃から色んな鳥のさえずりがして目がさめます。
ベランダに出てみると庭の1本の大きな木にイエローパロット(オウム)が20羽位、木の花のミツを吸いにきています。
b0126231_2241991.jpg

別の木には巣箱があるので、コッカツーと言う鳥も来ます。
b0126231_2254765.jpg

芝生の所にある茶碗の水を飲みにターキーも毎朝来ます。
b0126231_2265358.jpg


もうこの場所にいるだけで心身が癒されます
[PR]
by m-mitsue | 2009-01-13 02:27


以前の記事
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
more...

その他のジャンル

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

画像一覧