近況のご報告です
ルクセンブルグの宗教行事オクターブ
2012年5月17日

ルクセンブルグではイースター(今年の復活祭は4月8日)の後の3週目の日曜日~5週目の日曜日までの2週間(4月29日~5月13日)をオクターブと言う期間です。オクターブとは 1600年代のペストの大流行後、生き延びた人々がマリア様に感謝するために設けられた祭事で、400年以上も毎年続けられています。ルクサンブルグは、人口の90%以上がキリスト教〈カソリック〉ですので、各地から町の大聖堂である
ノートルダム寺院に沢山の人々が御参りにきます。

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ノートルダムとは、フランス語Notre-Dameで、私達の貴婦人という意味です。英語ではOur Ladyのことで、聖母マリアを指しています。ヴィクトール・ユゴーの小説で有名な『せむし男』の舞台になっているパリのノートルダム寺院の他にヨーロッパには、各地にあります。そのひとつがルクセンブルグのノートルダム寺院です。寺院の入口に彫られた像の、上から2段目中央がマリアさまです。

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中に入ると、祭壇には、マリア様が綺麗な洋服を着て、御参りに来る人を歓迎しているようです。大司教様のお話を聞きに、大勢の人で一杯でしたので、遠くの方から、大司教様の話しが終わった時に、そっと写真を撮りましたので、マリアさまが見えませんが、御許し下さいね。マリアさまの洋服は歴代の王様達からプレゼントされ、40着ほどあるそうです。 オクターブの期間中だけ、毎日衣匠が変わるそうです。

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私達がお参りに行った日、大司教様は、「信じる」と言う話をされました。
私はフランス語が分からないので話の内容をお伝えできませんが、大司教様が話し終わったあと、感激した現地の御婦人らが大司教様に挨拶に行かれ、そのひとりひとりに答えておられました。現在の大司教様の名前は、ジャン クロード・オロリッシュさんです。26年間、日本の上智大学で神学を教えられ方で、昨年ルクセンブルグ大司教に任命されました。日本に居た娘夫婦も、大司教様と親交があったとのことで、私までも娘婿から紹介して頂きました。大変日本語がお上手なのでビックリしました。

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カセドラルの隣は、昔 女子高だった建物が建っていました。

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その三角屋根の上には、やはりマリア様の像が彫られていました。
やはり信仰の熱い国民性ですね。

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関東で、竜巻が起こって大変な被害だったとのニュースを聞きましたので、どうぞお疲れがでませぬようにと念じております。 ジャン クロード・オロリッシュ大司教さまを通して、きっと、ルクセンブルグのマリア様からも平和を祈願していると感じた日でもありました。             
                               
                             仏教徒である私は合掌致します。     松村温江
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by m-mitsue | 2012-05-17 08:56
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