近況のご報告です
南仏コートダジュールでの夏休み 
2011年8月1日

日本の今年の夏は、猛暑続きの後は、豪雨での土砂災害が彼方此方でおこった知らせと、ニュージランドのクライストチャーチからは1918年以来の一番寒い今年の冬で、屋根から突然ゴーット落雪で地震かと思ったほど雪が積もり、今週は人々は外出せずに家で過ごしているとの知らせが届きました。

  どうぞ皆様 お身体ご自愛くださいね

一方 今 私が住んでいるルクセンブルグは7月初めに汗がにじむ暑さになっただけで、その後は比較的涼しい夏を過ごしています。
7月15日に、孫のマリカが通っている幼稚園が夏休みに入り、新学期が9月15日以降に始まりますので、2か月間の長い夏休みに突入しました。マリカのパパも同時に7月15日から8月15日までの1か月間の休暇をとりました。ここヨーロッパは、日本とは違って、会社や御近所に遠慮することなく国民全体が、ゆったりと夏休みをとるのが常識のようです。その休暇に、各々の家族はバカンスに各地に出かけます。例えば娘の友人家族は子供連れでご主人の里であるパリの西方に位置するモン・サン・ミッシェルに1か月、他の家族は3週間のマレーシアの旅に、私の友人家族5人は南アフリカの旅に出かけました。

私は、この夏 娘家族に連れられて南フランスの地中海沿いに面するアンティーブAntibesの町にバカンスに出かけました。

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娘曰く 北ヨーロッパの冬は大変寒く、半年以上も夕方5時ごろから朝遅くまで暗いので鬱になる人が多いために、夏のバカンスを南方の暖かいビーチで過ごすのを楽しみにしているとのことです。だから、このようにビーチはカラフルなパラソルの列になって日光浴を楽しんで居る人達で賑わっています。水は泳ぐのには冷たいです。

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アンティーブは、コートダジュールと呼ぶモナコからマルセイユまでの地中海沿岸の一都市で、近くに、映画祭で有名なカンヌや、2月下旬に開催されるカーニバルで有名なニース、古い城壁の町セントポール、ガラス工芸のビオット村Biot など観光をかねた避暑地でお馴染な所です。

初めにアンティーブの町をご紹介します。ここは古代ギリシャの植民地アクロポリスから始まり、そしてローマ時代の城壁となり、中世にはグリマルディ家の城、グリマルディ城を中心に栄えた港町です。
b0126231_0433885.jpgグリマルディ城は、写真後方に長方形の煙突の上に小さい旗があがっていますがお分かりですか?見ずらいですね。


この港に浮かぶヨットは小型船は見られず、プールまで付いた豪華な大型ヨット船が多いです。所持者はヨーロッパの大金持ちか、アラブの石油王とのことです。

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でも城の近くの広場は庶民的で今はマーケットになっていて、毎日昼間はショップが並び、夜は生演奏を聴きながらのカフェーバにかわります。

b0126231_0472614.jpg 地中海沿岸はオリーブの産地で、様々な味のピクルスで一杯です。


b0126231_0502210.jpg ドライフラワ‐のクラフトが可愛いです。
勿論 プロバンス地方のラベンダーやプロバンスハーブも売っていました。


そして町のシンボルであるグリマルディ城を1925年アンティーブ市が市立美術館として開設しました。

b0126231_0535916.jpg 海岸線に沿って歩いてきた所から眺めた城


b0126231_0572921.jpg 海岸線と反対側から眺めた城の美術館の正面入口サイドです。


1946年その城の一部を有名なピカソがアトリエとして利用して活発な創作活動をしました。その後、彼は23点の絵画と44点のデッサンを市に寄託したことから、ピカソの作品がこの城に常設展示されていますので、この城を“ピカソ美術館”とも言われております。

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館内の写真をとるのが厳禁ですので、お見せできなくて残念ですが、学校の教科書の、ピカソの絵などを思い出して想像して下さい。ピカソは絵画だけではなく陶器のお皿も沢山作っていて、各々の陶器に描いた人間の喜怒哀楽の表情が私にはとても印象的でした。また丸・三角・四角でシンプルに顔を描いていたのも驚きで、絵のセンスのない私でも、ちょっと真似をして書いてみたいという気持ちにもさせられました。きっと私だけではなく ここを訪れた人々にピカソは、何かを語りかけ勇気づけているような気がしました。
屋外は写真がOKでしたので 娘と二人で、ピカソが毎日このテラスから眺めたアンティーブの海を背にして記念写真をとりましたので、感動だけのおすそ分けとします。

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この町にはピカソに続き、多くの画家や彫刻家もアトリエを持ち、芸術家の町でもあります。私は昔の狭い路上の街並みを散策しました。

b0126231_135467.jpg ブドウやブ―ケンビリアなどの木で日陰を作っているので散歩しても涼しさを感じました


散歩の途中の路地で日本人画家の表札“青木さん”を見つけました。日本人も芸術の本場フランスで頑張っておられるので私達は嬉しく成りました。

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今回私達が滞在したのは、マリカのゴッドマザー(キリスト教の宗教的な母役)であるアンの祖父のサマハウスです。アンの祖父は、ルクセンブルグで美術の先生をしていたので、ここアンティーブにサマーハウスを作り創作を楽しんでおられたのでしょう。この家の壁には今でも彼の絵が一杯飾られています。もう亡くなられましたが、今でも彼の絵は、孫のアンを勇気づけています。芸術の力はすごいですね!

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by m-mitsue | 2011-08-02 01:12
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