近況のご報告です
ルクセンブルグの宗教行事
2011年6月3日

日本、NZの友人知人の皆様

日本は大変な震災被害に対し、早急な瓦礫処理、放射能の拡大防止と沢山の復興事業をしなければならない大事な時に、内閣不信任案が否決した後も、まだ政治家同士の権力争いのニュースがヨーロッパに伝わってきています。
日本におられる皆様と同様に私もこの現象を冷ややかに眺めています。

昨日6月2日は、ルクセンブルグではキリストの昇天祭Ascension of Jesusで祝日でした。昇天祭とは 復活したイエス・キリストが天に昇ったことを記念する祭事です。

ルクセンブルグは、国民(イタリア、ポルトガルなどの移民の人を除く)の 97%がカソリックのキリスト教信者だそうですので、キリスト教の祭事が多いのに私は驚きました。
4月24日のイースター(十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念する復活祭)から始まって、
ルクセンブルグではイースターの後の3週目の日曜日~5週目の日曜日までの2週間(5月15日~5月29日)を オクターブと言う期間があります。
これは 1600年代のペストの大流行後、生き延びた人々がマリア様とキリストに感謝するために設けられた祭事で、聖地めぐりの巡礼の旅をするのが習わしです。

私も娘家族と5月15日は、巡礼地のひとつであるルクセンブルグの北東に位置する田舎村 エテルブルックに出かけました。広場は花のマーケットがあって花を売っていました。

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この町の教会の中では、オランダから巡礼の旅を続けてきたカソリック信者様達がマリア様とキリスト様に コーラスを捧げていましたので、教会の中の写真は遠慮しましたので建物の写真だけお見せします。

b0126231_5225330.jpg 正面玄関

b0126231_5241093.jpg横から眺めた教会



b0126231_526814.jpg教会の後ろには
修道僧たちの宿舎が
並んでいて敷地が広いです。


オクターブの最後の5月28日には 私達はルクセンブルグ大聖堂に出かけました。大聖堂カセドラルは城壁で囲まれた高台にあるルクセンブルグセンターの中心にそびえています。
二つの川の合流する低地 grund グルントからみたルクセンブルグセンター 

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b0126231_5313381.jpgルクセンブルグ
大聖堂正面


オクターブ期間ですので沢山のカソリック信者様が、大聖堂のミサに参加しておられました。ミサが終わった時の中の様子

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この期間は特別に祭壇にはマリア様が飾られております。

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昔は、この期間は学校から皆が強制的に徒歩で何時間も歩いて教会に行ったそうですが、宗教の自由によって、今ではこの期間の1日だけ学校は御休みになって、親の判断で、教会に御参りに行きたい人だけが行くそうです。だから 娘はマリカを教会に連れていき、ろうそくをあげて御参りしてきました。仏教徒である私もそっと 亡くなった人達の冥福をお祈りしてきました。

教会の横の広場で、オクターブの2週間だけは、オクターブマーケットがあって、食物やゲームの屋台が出て賑わいます。日本の甘いワタ菓子も売っていました。孫のマリカは魚釣りのゲームをして喜んでいました。

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この期間に、幼稚園の子供達が先生に連れられて森へ遠足に行くのに出会いました。

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高学年になると森の中で野外スポーツを楽しんでいました。
このように祭日を利用してルクセンブルグの子供達は森で遊び、身体を鍛える機会が多いです。

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6月12日には ペンテコステ(ラテン語:Pentecostes) 聖霊降臨(せいれいこうりん)または聖神降臨(せいしんこうりん)があります。
この日は キリストが復活して昇天した後、祈っていた使徒たちの上に神からの聖霊が降ったという出来事を祝うキリスト教の祭日で、復活祭から(その日を第一日と)数えて50日後に祝われます。

このようにルクセンブルグは4月から6月にかけて キリスト教の行事が続いており、信心深い国民性を感じます。
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by m-mitsue | 2011-06-04 05:37
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