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近況のご報告です
ルクセンブルグの生活
2011年5月8日

日本、NZの友人知人の皆様

クライストチャーチ地震(2月22日)後2か月半、東北地震〈3月11日〉後まもなく2カ月が過ぎようとする昨今、如何お過ごしでしょうか? 例年なら楽しみのはずの5月の連休も過ぎましたね。

私は、4月にニュージランドから娘の居るルクセンブルグに一時避難をしておりますが、日本の途轍もない地震被害の復興に向けて、いろいろな分野で真摯に立ち向かって居られる人達のニュースを耳にするにつけて私は頭が下がります。東北や東京に知人が沢山いますので放射能の影響がこれ以上広がらないことを念じております。

クライストチャーチからの便りでは、クライストチャーチも被災したけれども、日本人会のガレージセールや、マオリーの人達と日本人の共同ミュージックコンサートなどを開催して東北地震義捐金を作って赤十字に募金をしているとのことです。
クライストチャーチもまだ余震が度々あり、北島のホックスベイでも5.3の地震が4月にありました。何処へ逃げようが 、今迄の事を思うと何処で何がおこっても不思議ではない時代です。間一髪で救われた自分が今生きている命に感謝です。今,生かされている自分を大事にして、この一瞬この場所を大事にして今自分が出来ることを精進したいと思っております。

娘は小学生の時に父親を亡くしているので、クライストチャーチ地震を知った時には母親の私の安否を必死に遠くヨーロッパの方から尋ねた娘の気苦労を思うと、私はNZを離れる後ろめたさはありましたが、家族の元で一旦一緒に過ごさなければと思ってルクセンブルグにやってきました。
ルクセンブルグは、ベルギー、フランス、ドイツに囲まれた小さい国で、首都は城塞に囲まれた緑豊かな美しい町です。

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4月22日からのイースタホリデーの時は、孫のマリカやマリカの友達と復活祭に使う卵の飾り付け作りました。まず、天然色素5色を鍋の水に溶かして、

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卵を入れて、ゆっくり15分以上煮る

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綺麗に染まった卵に、

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子供達はお気に入りの兎のラベルを張って喜んでいました。

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5月5日は、日本の子供の日ですので、マリカのプリスクールのクラスに日本の慣習を知ってもらうために、クッキーで鯉のぼりを作って届けることになりました。
先ずは、クッキーの生地で鯉のぼりの型を作る。

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オープンで型を焼いている間に、娘はアイシング(菓子などの砂糖ごろも)の用意をする。
卵の白身に粉砂糖を混ぜ合わせ、レモン汁も加え最後に天然着色料で優しい色を3通り作る。 

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焼きあがったクッキーにアイシングの色で鯉のぼりの絵付けをする。
これ全部を、娘はをプリスクールに子供の日の説明メモをつけて届けました。
娘曰く「プリスクールは日本人はマリカ一人なので、現地の子供達に日本を知ってもらいたいために、担当の先生に前日お願いしたから、子供達はクッキーを喜んでいたよ」

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孫のマリカもクッキー作りが大好きで、後日また私と作りました。

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シンプルな鯉のぼりのクッキーを写真だけでも貴女に私からのプレゼントです。このように、ルクセンブルグではおばあちゃん役の私を楽しみ、毎日忙しいですがシンプルな生活に喜びを感じています。    感謝  松村温江

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by m-mitsue | 2011-05-09 08:45
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